路線バスに乗っているとき、ぼーっとしてて、やばいっ!と思い、目的地直前で慌てて降車ボタンを押したはずが、ぞろぞろと何人も降りた!
こんな経験は無いでしょうか?
「いやみんな降りるんかいっ!」とツッコミたくなりますよね。
「自分が押してなかったら皆どうしてたの?」など疑問が浮かぶと思います。
今回はその”押さない心理”を考えたいと思います。(記事は同様の記事内容をまとめて私の方で考察しました。)
降車ボタン 押さない心理

降車ボタンを押さない心理として5つの要因を挙げてみました。
①誰かが押してくれる
大衆心理としてありがちな理由ですね。「自分が押さなくても誰かがいつも降りてるし、気にしてない」「単に面倒」という人が大多数のようです。
通勤バスなどでは毎回押す人が決まってくるものです。常に100%その人が居れば問題ないですが、その人がいない時などは誰かが押さなくてはなりません。
“降車ボタンを押す”という労働?を押し付けあっているイメージでしょうか。面倒回避の心理ですね。代償に乗り過ごすリスクは僅かにあります。
②押そうとして押されるのがイヤ

押そうとして手を伸ばした瞬間、「ピンポン」と鳴ってしまい、伸ばした手をそーっと引っ込める。もしくは伸ばした手を上にあげて、そのまま背伸びに持っていくか、無かったかのように瞬時に素早く引っ込めるか。
意外と被ったりするんですよね。まるで「タケノコニョッキ」を思い出しますね。
③衛生的に押さない
近年様々な出来事があり、菌やウィルスに対する意識が高まっていますよね。”降車ボタン”は不特定多数の人が触れるものですから、「できれば押したくない」と考えるのも自然です。
指を丸めて第2関節で押したり、パスケースの角で押したり、なんとなく気をつけてます。
④恥ずかしい(知られたくない)
この意見、意外と少なくないようです。
「ピンポンッ!」と結構な音量と共に全ボタンが光る光景は注意を引くこともあります。「あの人次で降りるんだ」とバラして(?)しまいます。
結構序盤でボタンを押すと、次のバス停までずっと「あの人、次で降りるなら今から買い物かな?」「ここに勤めてるんだ」「この辺に住んでるんだ」などと思われながら時間が経過します。「はたしてそれの何が恥ずかしいの?何が嫌なの?」という意見もあると思いますが、私は少し共感できます。
一人暮らしの女性など、帰宅時に最寄りのバス停がバレるのを不快に思うという事もあると思います。
⑤大きなバス停(駅など)
誰も押さなくても停まることがあります。中心部の駅などは基本的に乗る人がいるので停まる傾向にあります。
これも100%ではないので、ちょっとしたギャンブルですね。
降車ボタン 押す派の心理
ここからは独自目線で、反対に【押す派の意見】も3つ挙げたいと思います。
①降りるから
書きながらニヤついてしまいましたが、降車ボタンは本来そういうものです。単純に降りるから、押し忘れないようにボタンを押すというのが大多数だと思います。
まるで【あたりまえ体操】のようです。
♪バスを降りる時~、♪降車ボタンを~~、押すっ♪
②先に降りる権利を獲得
これはちょっと個人的な思いですが。
大人数が降りる時はあまり意識しませんが、数人が降りる時はなんとなく降車ボタンを押した人を優先させてあげたいなと思います。
「私降りますっ!①」「私も②」「私も③」となった場合、③が真っ先に降りて、③と②が通るのを①が待つのもちょっと残念かなと思います。
もちろん、状況次第です。位置的出口に近いとか状況的に降りやすい人から降りた方がスムーズです。
③ボタンが好き
子供は押したいものですよね。私自身も小さい頃は親に、「まだダメ」と焦らしに焦らされ「良いよ」と言われて渾身の「ピンポン」を車内に轟かせたり、たまに他の人に押されてがっかりしたり。
ボタンとは押すためにあるものですからね。
まとめ
個人的には、”降りるなら降車ボタンは押していきましょう!”なのですが、「衛生面」と「バレる」が気になります。
そこで、「スマホアプリから降車ボタンが押せたら」と思います。自分のスマホなので衛生面も安心だし、誰が押したのかわからないのでバレる心配もクリアです。
昨今、外食チェーンはスマホからオーダーができる時代なので、降車の合図もスマホからできるのではと思いました。
バス車内でのみ有効にならないと、いたずらが発生すると思いますし、且つ乗っているバスにのみ有効でないといけないのでなかなか難しいかもしれません。
先日行った回転寿司チェーンの「くら寿司」では、各席ごとにQRコードがあり、それをスマホで読み込むとその席の注文をスマホでできるサービスがありました。
私のような”バレたくない”というニーズはおそらく少数なので、くら寿司の例のように、衛生面
つまり”非接触”のニーズで、もしかしたら「スマホで降車!」が実現するかもしれません。
楽しみに待ちながら、今日もパスケースの角で降車ボタンを押します。
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